気温の上昇
約100年前の1896年(明治29年)、スウェーデンの科学者が二酸化炭素に地球を暖める「温室効果」があると発表した時はまだ地球温暖化に関して大きく騒がれることはありませんでした。
その後、科学技術も発展し世界の人口も増加を続け、人間の活動による二酸化炭素排出量は飛躍的に増加してきました。その結果、起源後1900年近く安定していた世界の気温も最近の100年で「約0.7℃」、日本の平均で「約1℃」、なんと東京では「3℃」も上昇し、21世紀中には、このままでは最低でも世界の平均で1.8℃、最大で4.0℃も上昇するだろうとの結果がIPCCから報告されたのです。
2008年の最新報告では「この50年における気温上昇について、90%以上の確率で人間の活動における温室効果ガスの増加が原因」と発表されました。このように、人類はエネルギーのあり方・使い方に対し待ったなしで考えねばならない瀬戸際まで追いつめられているのです。
気温が上昇すると・・・
地球温暖化が加速すると気候が変動し、IPCCは世界的に下記のような現象が起こると報告しています。
- 2080年代までに、海面上昇で高潮氾らん被害の毎年の人口が
数百万人増加 - 2080年代までに、新たに30億人が水不足になる
- 1〜3℃の上昇までは食糧生産量増加するも、
3℃を超えると減少となる。 - 4℃を超えると、全生物種の40%が絶滅の危機
日本でも、近い将来、
- 洪水や暴風雨などの自然災害が大型化
- 真夏日が増え、熱中症が増加する
- マラリアやデング熱などの感染症が流行する可能性がある
- 農業、漁業への収穫、漁獲の大きな影響など、
すでに実感できる影響も出ています。
※IPCC(アイピーシーシー)
「Intergovernmental Panel on Climate Change」の略で「気候変動に関する政府間パネル」のこと。国際的に科学的な根拠を持った最も信頼性の高い報告を行います。2007年に第4次報告書が発行さました。

海外から食糧の約60%を輸入している日本は、地球温暖化により
世界の穀物生産が減少すると深刻な食糧難に陥る恐れがあります。
| ブナ林が大きく減少する |
南方で生息する 昆虫等が北に移動する。 |
豪雨増加する 台風の雨量も増える。 |
| 真夏日が大幅に増える。熱波により、熱中症患者が増加し、マラリアが発生する可能性が高まる。 |
・人口や産業が集中する ・1mの海面上昇で |
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沖縄ではサンゴが白化するなど生態系にも深刻な影響が出ます。 |
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出典:環境省「地球温暖化の日本への影響 2001」国立環境研究所 江守正多「地球温暖化の将来予測と影響評価」

